PR
スポンサーリンク

やってきました、人生初の胃カメラ!体験記(その3)

出来事あれこれ
UnsplashAlexander Krivitskiyが撮影した写真

いよいよ本番。
もう一度、あれが来る…
あれが来るんだ…
思わず構える私。

先生は躊躇ない。当たり前だけど…。
管が右の鼻穴に入れられ、
喉に到達するのがわかる。

痛いというか。
苦しいというか。
我慢するのに
歯を食いしばることもできないし、
どうにもできなくて
あっぷあっぷ溺れているような感じ。

UnsplashMagdiel Lagosが撮影した写真

 

「フーッ、フーッ、息を吐いてー」
と補助の女性の先生。

何でも言われた通りにするのが
少しでも楽に終われるものと信じ、
「フーッ」「フーッ」「フーッ」……

喉を管が通っていくのがわかる。
「フーッ」「フーッ」「フーッ」

一番苦しいところは通過した…。

 

 

胃の中をぐるぐるまわって
変な感じ。
胃壁の異変がないか
とくと観察しているんだな。

お腹が空いてグーッと鳴る時の
感覚に、一瞬なりました。

「フーッ」「フーッ」「フーッ」

ただ、ひとときでも早く
検査が終わってくれることだけを
祈りながら。

「フーッ」「フーッ」……

 

UnsplashRick Rothenbergが撮影した写真

「はい、では、抜いていきますよー」

終わる…!
やっと。

するすると体の中を
管が引き上げられていく。

またつらい部分を通過する!

痛み。

「ハァー…」

 

終わった。

 

私がよほどつらそうに
見えたんだろうな。

助手の先生は、
「今度は麻酔してしましょね」
と言いました。

 

しばらく座って休んでいると
検査結果で呼ばれました。

 

UnsplashMourad Saadiが撮影した写真

”異常なし”

 

よかった。

先生に見せられた
私の胃壁の写真は、

つるんとして
とてもきれいでした…。

先生の言う通り、

次からは、

…麻酔ありで。

コメント