母、86歳。
先日4度目(かな?)の 介護認定調査 を受けました。
本当はもうちょい
多く受けているはずだけど、
コロナで調査員の訪問が
控えられた年がはさまり・・・
今回は3年ぶり。
この介護認定調査によって
介護度の区分が決定する。
要介護は1〜5段階に分けられていて、
3年前、母は「要介護4」と認定された。
その前は確か「要介護2」だった。
「要介護2」の判定時、
母は圧迫骨折のための治療の退院後で、
あまり元気のない状態だった。
あの頃に比べるとまだ
しっかりしたかな、
と思ってたので
調査に際し、
内心、”今回、「要介護1」になるかも”
なんて思っていた。
ところが、
判定は何と一気に 「要介護4」!
「ええっ!!「4」ですか?!」
思わず驚いて言った。
調査員と一緒に来ていた
デイサービスに通っている施設の
ケアワーカーさんは
「トイレでも何でも付き添いなしでは
無理ですからねぇ」
と言い放った。
調査員の女性も
ケアワーカーさんの説明を聞いて
そうなんですね・・・
とばかりにうなずいていた。
─ あれから3年。
母はかなり老いたと思う。
認知症も進んでいて、
昼夜が逆転したり、
着替えの手順がわからなくなったり、
日常生活に支障が出てきている。
歩行器に頼りながら
何とか自分で歩いて移動するものの
ヨロヨロ危なっかしくて、
常に「あ、こわ・・・、あ、こわ・・・」と
つぶやいている。
明らかに前回より
老化している。
今回の調査員さんは男性。
施設のケアワーカーさんは
ちょうど休みの日だったとのことで
立ち会いはされず、
その男性調査員ひとりだった。
「よろしくお願いします」
「こちらこそ よろしくお願いいたします」
丁寧に挨拶する母。
どこまで状況を理解しているのか
わからないが。
調査書の質問表を見ながら、
ひと通り
簡単な質問への受け答えや
立ったり座ったりなどの
運動能力を確認し、
「ふん、ふん、ふん、ふん・・・
まあ、ゆっくりとなら
自分でできますねぇ。
前回より
できることが増えていますねぇ」
「・・・・・?」
3年前より、明らかに
衰えているのに、
もしかして介護度は下がる?
前回の判定で
介護度を高く判定
され過ぎていたのか?
調査員によって
多少は判断に
差があるのだろうが・・・。
判定は調査員が独断で
決めるのではない。
施設のケアワーカーや
かかりつけ医の判断も
加味して決定する。
果たして結果は・・・???
「要介護4」以上になると、
京都市から介護用品の購入に当てられる
年6万円分の補助券が頂ける。
夜のおむつ、尿とりパッド代、
体拭き、おしり拭き、消臭剤など・・・
年間かなりお金がかかるので
この6万円分クーポンは
とても助かるのだ。
それが今回の判定後、
頂けるか頂けないのかっ!!!
この物価高の時代、
ヒジョーに重大な問題なのだ。
はてさて、
判定は???
★圧迫骨折入院から退院した時に買い求めた、コの字型の歩行器。
立ち上がったり座ったり、歩行したりする時にしっかり支えになってくれる強い味方。
手すりなしのトイレもこれで立ち座りできて大活躍。母は何年も使っています。
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