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幼な子になっていく母

ああ介護

「カミカミ、モグモグ」

「よーっく 噛んでね」

「少しずつ、ゆっくり 食べるのよー」

 

食事中の言葉掛けだ。

勤め先の保育園の子ども達へ。

うちの母へ。

同じ言葉掛け。

よく噛まずに飲み込んで
喉に詰まらせると命取り。

”ごっくん” の状態を
よくよく観察していなければならない。

 

着替えもしかり。

指先がおぼつかなくなって
小さなボタンのハメ外しが難しい。

子ども達には手助けするが、

 

母には自分でできることは
なるべく
自分でしてもらうようにしている。

 

認知のすすんだ最近はさらに衝撃的。

お昼の間履いていた布パンツの上から
夜用の紙パンツを履いて、
パジャマズボンを履いていたりする。

 

パンツ オン パンツ!

重ね履き!

 

重ね履きは・・・
まだ、いいとしよう。

履いているから。

 

私が出しておく準備し忘れていたりすると、

パジャマズボンの下に
何も履いていなかったりする。

ノーパン!!

 

あるお昼には、

トイレから帰って、
椅子に座り落ち着いている母の膝の上に
タオルのようにおかれている白いもの。

よーっく見ると、

お昼の間、布パンツの中に
尿もれ対策に当てているはずの
尿パット ではないの〜!

しかも、さっきまで当ててたやつ!

 

・・・お願いしますよ・・・(涙)

 

でも、母に罪はないのよね。

お年寄りのための衣類のボタンが大きめであることが、こんなに大事とは気づかなかったな。
 ボタンホールのデザインも考えられているんですね〜。勉強になりました。 ⬇

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