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スロー動作なのに、せっかち気質

ああ介護

母、86歳。
要介護、認知症 進行中!

歩行補助具を支えに、そろりそろりと移動する。

1つ1つの動作に時間がかかり、

身体が痛くて、筋力がなくて、
バランス感覚も悪くなって、
恐怖心があって、
心細く、ゆっくり、動作する。

それでも
せっかち気質は変わっていない。

ご飯を食べた後、
空の食器ののったトレイを
すぐに持って行ってほしがる。

「ぽぽちゃん、これー 持って行ってー」

食事用の汚れ防止エプロンを
早くからしっかり身につけて
じっと待っている母から先に
食事を出してあげるので、
母が食べ終わっていても
ワタシ達はまだ食事中だったり、
少しのんびりしたい気分の時なのだ。

ちょっと待ってくれいっ!

タメ息〜なのだ。

 

母はワタシの料理中から
すでに食事用の汚れ防止エプロンを
身につけて待っている。

準備万端だ。

いや
なんなら料理を始める前から
身につけてることもある。

最近は
デイサービスから帰って
椅子によっこいしょと
座った時点で
もう身につけていたりする。

まだ早いよ!

何度言ってもリセットされるので、

もういいや、となってしまった。

早食いも癖だ。

喉がついていかないのに、
かき込むように
食べていたりする。

せめて食事だけは
ゆっくり噛んで
食べてよ、お母さん。

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